しまなみ海道(到着編)

3月 15, 2015

しまなみ海道(到着編)

青森に住んでると、12〜3月はほぼロードに乗れません。

その分雪上エンデューロで雪山につっこんだり
スパイク履いたMTBなんかで遊べたりしてそれも楽しい。

それでも年の4分の1はYoutubeの旅動画を眺めているのは
変わらないわけで、1週間の脱北に踏み切ったのは
そんな時期のことでした。

ガマのじてんしゃ / Wilier la triestina

自分の自転車が一番格好いいと思ってる人。
今月からホイールがカムシンになりました。
シマノ製鉄下駄からカンパ製鉄下駄に履き替えた経緯は
面倒くさいので説明を端折ると、棚ボタみたいな感じです。
ゾンダ買えば良かったかなーとも後から思ったけど、前後G3組が超カッコイイので満足。
ABUSのシートポストバッグだと積載不足なので小さいバックパックを背負ってます。

ノブさんのじてんしゃ / RIDLEY PHAETON・R

自分の自転車が一番格好いいと思ってる人。
この年内にブルベのSRを獲得したノブさんのバイク。後にホイールが替わる。
この記事を書いてる時点では沢山のメーカーが大型サドルバッグを販売しているものの
ライドの時点ではまだそこまで出回っていませんでした。
白い車体がサワヤカ、黒赤のWilierと対消滅できそう。

3月15日、朝。

6:50の弘前発大館行きに乗り込むべく駅へ。

合流する前に、万が一を考えてノブさんに生存確認。

応答なし。

- Fin -

【急募】かける言葉

1本遅れて出発。今日の目的地(東京)には全然たどり着けるから全然問題なし。

というか起床時間について僕がツッコむと

日頃彼に飲ませている煮え湯をそのまま突っ返されて僕が死ぬので'`,､ '`,､'`,､('∀`) '`,､'`,､ '`,､

前日は飲み会と事前に聞いてたので、早い時間に出られたら出ようって感じでした。

反対方向の階段でホームへ降りていれば間に合ったんです。ぐやじい。

弘前-東京は、三セク区間分だけ上乗せして盛岡経由にするとちょっとだけ早く着く。
奥羽本線ご利用の18キッパーの皆様も、緊急時はご活用下さい。

もう3月なので、流石に南東北まで来ると雪がない。
こうして油断させておいてドカッと積もるのが東北の3月。

ノブ「そそり立ってるクレーンまじクールだから写真撮ってくれば？」
ワイ「ちょっとチャリ見といて」

仙台っていきなり仙台ですよね(お前は何を言っているんだ)

無事0時前に都内のホテルに到着。

テイクアウトの牛丼で腹を満たして爆睡、始発で起床。

「ウソみたいだろ、これ背負ってもう一日電車に乗るんだぜ……」

お互い2日連続で睡眠時間削ってるので「今日は早めに沈没しよう」を合言葉に進軍。
寝落ちで乗り換え過ごすとか笑えない。寝たら死ぬぞ。

東京-大阪間のスムーズな接続に感動しているうちに、

尾道に到着！！

まさかホームでミニベロに出迎えられるとは。

オォン？(´⊙ω⊙`)

至れりつくせりかよ！！

既に手厚すぎる歓待。

サイクルツーリズムって、言葉が先行してしまいがちなイメージがどうしてもあったんですが
自治体も交通機関も町ぐるみで手招きしてくれる体験に軽く感動。

尾道ラーメンに感動して手が震える

駅に着いたのは19時前、爆睡するにはまだ早い。
せっかく坂の町に来たんだもの。坂を上るしかないじゃない！

三角定規みたいな斜面を上らされた💢夜景が綺麗かよ！！
シンドさより、12時間ぶりに体を動かせる快感が上回って楽しい。

ちなみにこの千光寺公園、端っこに尾道城があります。

「これが天守だと、まるで櫓を改装したかのようなサイズではないか」
「あ、尾道城は観光事業で昭和に造られた天守ね。モデルは弘前城」
「よく見ると味わい深い外観じゃないのﾊﾊﾊ」

って会話こそなかったけど、はるか西の地に出発地の城が生えてるの面白すぎるでしょ。

戦災で焼失した隣町の福山城。そこが復元された当時
尾道商工会が「ウチも城造るかぁ」ってなったんですって。
なるほどわからん。