青荷温泉


黒石温泉郷は、弘前方面から十和田湖に向かう途中
浅瀬石川沿いにある古くからの湯治場。

上流の浅瀬石川ダムから小道に入ると
山間部にひとつだけ離れた温泉宿があります。




黒石温泉は何度か足を運んだことがあります。

観光地として整備された温泉街というよりは
こじんまりとした旅館や浴場が点在する町並み。


日常から切り離されない生活感が残っている方が、逆にノスタルジーを感じたり。

そういえば小さい頃、この辺の古い温泉宿に泊まったような記憶があります。
大雪の朝、通りに面した窓から真っ白な景色を眺めていたのをよく憶えています。



黒石は市街地にもこみせ通りが保存されていて、そっちも風情のある佇まい。

浅瀬石川は約7kmのサイクリングロードが整備されていて
市街地から温泉郷を自転車で移動するにはもってこい。






今回訪ねた青荷温泉は、その温泉郷からさらに6キロ南西。

まず電波がない。スマホがただのゲーム機能つきコンデジになります。
よく考えると最近のスマホゲーも接続ありきだったりするので、ただのコンデジ。
スマホのカメラが高性能化した昨今ではコンパクトデジカメって言葉もほぼ死語ですね。

ポケットにはよく分からない光る板。
夜は暗いので懐中電灯として役に立ちました。


雨。雨です。

まあこの時は自転車乗りの会合だったにも関わらず
仕事上がりだったのもあって、ターッと車で来ちゃいました。

弘南バスから乗り継げる送迎バスも、午前午後2回ずつ出ています。


混浴!!!!!!

あっハイ。もちろん野郎だけでした。
露天風呂以外にも内風呂が数棟に分かれていて、過ごし方はメシ食うか風呂入るか。

浴棟同士は離れていて他のお客さんも通るので、移動するときは服を着ましょう。


温泉っていうか、小さな集落に来たみたいな。



ランプの宿。

電波が通ってないと言いました。
電気も通ってません。

最低限の電力は自家発電で賄われているとかなんとか。
非常灯が露出オーバーになる暗さ。最高。




ツイ廃は一晩で死に至るんじゃないかと思ったけど、そんなことなかった。

携帯とか解約しても案外困らないんじゃないかな?ハイ困ります。
一晩くらいエスケープするのが大変丁度いい感じですね。

次は真冬の雪深い時期に来よう。


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