ヤビツ峠あれこれ

関東サイクリストが集まるヤビツ峠にいったときの話。




関東平野、マジで山がない。いやある。
あるんだけど、自宅からヒルクライムできる峠まで50km以上はある。

ヤビツにサイクリストが集まるのは、都内から最もアクセスがいいというのが理由のひとつ。
実際はどういう場所なんだろう、前から興味はあった。
初めてヤビツを登ったのは、引っ越してから半年後のことだった。


R246経由で秦野へ。
夕方で交通量もあるので急がず移動してたら結構かかった。

ヤビツに関しては聖地だけあって死ぬほどレポートが上がっているコースなので、改めてコメントを加えづらくもあるけど。。

実家は10km先に300mの編笠林道(林道といっても舗装路)があり、50km出かければ500〜1000mの峠は選択肢が3つ4つあるという土地だったので、山がちな場所に住んでたんだなーと改めて実感したり。
ただ青森は山の標高自体は案外低く、逆に言えばそれ以上の標高の峠がない。

つまり761mの峠は、全然チョロくなかったわけです。

久々のヒルクライム、普通にしんどかった!


このときのタイムは名古木交差点スタートで46:49。

聞いていた通り表側は舗装も綺麗で勾配の変化も少なく、適度な負荷が練習にちょうど良さそう。
平日日没後の時間でも1人2人サイクリストとすれ違う。
これだけ人の来る場所だから、ネットで簡単に調べて目標タイムが設定できるのは楽しい。
次に来たときは40分前半を目指してみよう。


ナイトライドにはご褒美が多い。

展望台は夜景スポットとしては遠めだったけど、遠方に花火が上がっていた。
晴れた冬の日は眺めが良さそうだし、雪が降らない時期に行くのもいいかも。

そして翌年の春に早くもリピート。


このときは新しい機材のテストライドと、裏ヤビツこと宮ヶ瀬側の探索もしてみた。

ショウジョウトンボのように真っ赤っかなホイール。
FULCRUMのRacing Zero C15。


KHAMSIN G3に履き替えてちょうど2年、やっとこさのアップグレード。
というのも25Cの波がきてC17規格のホイールが主流になりそうだったので、慌てて旧モデルを物色していたのです。うちのWilierには25Cタイヤが入らないんで。。。

ちょっと古いけどデザインが一番気に入ってる世代なので満足満足。
価格と乗り心地に定評のあるZONDAも良かったけど、絶対あとからレーゼロ欲しくなるんだろうなーと分かってたのでこっちにしてみた。

硬めのアルミフレームにフルアルミホイールで、構成としてはかなりガチガチかもしれない。
レビューではよく「レーゼロはすぐ足にくる」とも聞いてる。
でも今のところ200kmぐらいのライドは不満なくこなせているから、当分これでいくつもり。


スタートは同じく秦野からの表側。
100kmライドということもあってそこまで攻めず(実際は必死に)、前回と同じぐらいのタイム。
比較的重めの装備でトントンだから上々だよね!と自分に言い聞かせた(ノ∀`)

後日また同じコースをリベンジして、40:23まで縮められた(!)
これで40分切りが目標になりました、コース終点の踏み込みを頑張ってみよう。

人と走るレースは緊張するけどヒルクライムは良くも悪くも個人で成り立つところが好き。


宮ヶ瀬側は聞いていたほど嫌な舗装じゃない。

カーブを見切り発車する走り屋っぽい車に突貫されかけたりもしたので、日中でもライトを点滅させるなり対策しないとそこは怖いかも。


この日は土曜というのもあって人が多かった。一日何人ぐらい訪れるんだろう?

特に民家の多い秦野側はサイクリストが原因のトラブルになりやすいそうで、通行禁止なんてことにならないようにしたいですね。



下りきった先のヤマザキショップ、店のおじさんが話し好きな雰囲気だった。

パンとコーヒーが好きなのでライド中もよく買う。
過酷なライドだったら補給食としてはあんまり適していないけど、好きなもの食べるのが一番モチベーションになるから仕方ない。ベンチで一人お花見エンジョイ勢してた。



美味そうのオンパレード!また来る目標が出来てしまった。
鮎の美味しい季節がいいですな。


八王子に着く頃にはがっつり腹を空かして駅前の郎郎郎(さぶろう)で〆。

峠の後のラーメンは簡単に幸せになれるのでオススメです。

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