ぽたキャンパーはじめました

壁も天井もないところで一晩寝るやつやりたい！久々に。

絶景、夜景はひとまず置いといて、たどり着いたのは都内からほど近い某河原キャンプ場。

ふと思い立って5年ぶりにキャンプしてみたら楽しかったのでとりあえず書く！

今回連れていくのはSTRIDAのスト子。

安定性✕　巡航性能✕　積載能力✕　折りたたみやすさ◯　可愛さ◎(120点)

ぶっちゃけキャンツーには圧倒的に不向き。

でも可愛いから乗る！それがジャスティス！！

前はTOPEAK フロントローダー

後ろはCarradice SQR SLIM

今回はお試しということもあり多少無理のある量を載せてみた。

これと食材と一応雨具、途中で炭も購入。

中身がキャンプ道具かどうかというだけで、去年の会津ライドの組み合わせからフレームバッグを除いた感じ。

ストライダはシート取付部のパーツのおかげで、大型サドルバッグもそのままは取付けられない構造になっている。
そういう訳で 「サドルレールからシートポストを生やす」という強者の発想を以てSQRを取付け。
本来の耐荷重を稼げるか不安なので今回はキャリアも使用。良い子はキャリアに積もうね。

先の写真を見ると分かるように、フロントバッグが遠慮なく膝に当たるため

付属のパッドを4枚盛って浮かせている。

ツーリングにはストライダ以外がおすすめです。いやほんと。

ちなみに道中、2年ぶりのパンクをやらかした。

薄くなっていたタイヤを鋭利なものが突き破ったような穴だったと教えてくれたのは持ち込んだ店のメカニックの方。

自分で修理しないのかというと、実は米式の携帯ポンプ、買いそびれたまま放置していて……

いやーパンクしたのが街中で良かった(ﾉ´∀｀*)

走行距離にしてまだ1000キロ未満とはいえ、周長としては太めの700Cの倍近いペースで消費する計算(！)

減らないはずがないんだよなあ。16インチ舐めてた。

丹沢山地のふもとに到着したのは18時半。

テントを張った頃には完全に日が暮れていた。

寝床の設営を済ませたら、まずは火の支度から。

キャンプ道具を新調するにあたってほしいものリスト上位に食い込んできた焚火台。 

なぜだか無性に買いたくなったのは今年の寒波のせい！きっとそう。

きっとそう。

実を言うと火を使うツーリングに前から憧れみたいなものがありました。

機能性とコンパクトさを重視するとどうしてもバーナーだけになるから仕方ないよね…

「でもバーナーだと焼肉が！！！！できない！！！！！！！」ﾎﾟﾁｰ

「うおお何か届いてるうううう！！」

選ばれたのはCAPTAIN STAG カマド スマートグリル UG-34でした。

「ぶっちゃけ笑'sのメタル賽銭箱と鹿番長の二段ベッド、どっちがいいの？？」

と思って買う前に色々調べて、結局カマドに落ち着いた。

安いし構造がシンプルで洗いやすいし、重量はちょっと嵩むけど……重量…んん？

そういえばB-6君は本体以外に別売りの網やら厚めのロストル(炭おき)やらが必要らしい。

それらオプション諸々足すと1kg越えて、カマドはそれらが付属して700g台。

自転車に積むなら無視できる差ではないなあ、B-6君可愛いけど。。
浮いた予算は椅子に回してやったぜ。

成形炭の火力だけでお湯が沸いた。流石春先だなあ……。あっ。

「途中で牛乳買っでぐるの゛忘れ゛でぎだぁぁ」

コンソメもチーズも肉もキノコも持ってきたのに……！痛恨の材料調達ミス。

もうお酒入ってたしパスタも火が通ってたしで正直歩きたくない。コンビニ遠いし。

持ってた調味料と材料だけでなんとかなんとか…

パスタはどう作っても美味しいのだ(美味しい)！

炭を投入して肉を焼き焼き。

付近のスーパーで焼き鳥売ってたらそれも焼くつもりだったけど、18時台でもう閉まってた。

いくらオフシーズンとは言え早い、、たぶん営業時間の長いスーパーが他所にあるのだろう。

コーヒーの湯を沸かすと丁度ボトルの水が底をついた。

まだ腹八分目だしおやつおやつ！

お湯を注いで蒸らす間マシュマロを炙る。ドリップパックにお湯を回す。マシュマロを挟む……

スモアを作りながらコーヒー淹れると滅茶苦茶忙しい、という知見を得た！

焚火台のおかげでいつまでも暖かいコーヒーが飲めて、自宅より快適かもしれない。

ちなみにこのキャンプ場、出入り自由で無料である。

川を挟んでむこうはそこそこの交通量があるけど車より川の音のほうが大きいぐらい。

春先のこのシーズンだとまだ混雑していないし結構いいところだった。

 この時期と標高だと都心と変わらないかな……と思っていたのだけど案外星が見えた。

ぐっすり眠るつもりが目が冴えて、テントのメッシュを開けて夜空を見て過ごす。

明日は昼から雨。早めに撤収しないと……

朝8時に撤収完了！！！！

朝食はおにぎり2個を炙って簡単に済ませた。

自転車旅のキャンプは装備を切り詰めて時間を切り詰めてというものが多かったから

キャンプをするためだけのキャンプというのはかなり久しぶりだった。

下手すると10年ぶりぐらい。

今回あえて折り畳み車でキャンプツーリングをしてみようと思ったのは

野営装備を持参して、例えばひとつの土地へ輪行して近場だけで数日過ごすスタイルができないかと思ったから。

遅い自転車で、徒歩とロードの中間のスピードで土地を見るのも良いなと今回感じた次第です。

またやるかどうかは…

とりあえず、やってみてから考えよう。