しまなみ海道(しまなみ編)
輪行づくしの初日に続き、しまなみ本編です。
ONOMICHI U2に泊まってみての感想。大変よかった。
自転車宿といってもライダーハウスや民宿とは逆の、非日常を満喫する場所。
ライダーハウスもある意味非日常の極みではあるんですけどね。
『大空と大地の中で』を宿泊客全員で熱唱するとか……?
室数が少なく一人部屋もなさそうなので、フラッと泊まるには少々ハードルが高いですが
繁忙期以外、早めに予約すればビジネスホテル+α感覚で宿泊できるのは有難い。
何にせよ、3月っていうのはいいタイミング。
ライド中も暑すぎず寒すぎず、名所が人で溢れるということもない。
普通のホテルの自転車事情だと、室内に持ち込める所なら輪行袋に収納したり組立てたり
そうでなかったら駐輪場に厳重に施錠したり、やっぱり不便はつきもの。
ここは自転車宿だけあってそういう到着出発の苦労は一切ない。
チェックアウトして、
表のデッキに自転車置いて、
その辺のベンチで瀬戸内海眺めながらパン食べる人になれる。
しまなみ海道の先っぽを十分堪能たところで、ようやく海を渡り始める。
イマイチ海道への入り方を理解していなかった二人。
尾道大橋って側道ないんかい((((((゚Д゚;))))))
しばらく迷って正規ルートに。
あっ海路なんですね!!!
後になって理解したけど、瀬戸内海ってほんと道路みたいなノリで船が出る。
青森だと蟹田-脇野沢でも1時間かかるし、そんなスナック感覚で乗れない。
尾道城「また来てね。。。」
あれ、次来るときあるんだろうか??
そして振り向いたらもう着いてた向島。
しまなみ海道の南下ルートは尾道側の3島が「向島・因島・生口島」
今治側の3島が「大三島・伯方島・大島」
今日は6島を通って今治で宿泊の予定。
あっ? 道から橋が生えてますねえ
寄ってみるしかないですねえ
岩子島の厳島神社まで走ってみることに。
早くも7島巡りに変更、計画は壊してナンボ('ω' )
途中の橋々はサイズや建造時期の違いかみんな構造もデザインも違ってた。
橋オタおじさんじゃなくても飽きなくて楽しい!('ω' 三 'ω')
どっちかというと陸育ちだから、海を見るだけでテンションが上がる方です。
そしてこの海、人との距離がすごく近い。
東北の日本海側とか、道路が波風から人を離して守るようになってるイメージですが
潮の満ち引き以外はあんまり気にしなくていいやって感じが対照的。
そして霧がかってると全部カッコよく見える。
どこ見ても意味深に見える。
鳥居はどっから見てもカッコいいのだ。
お次は因島に八朔食べにいきます٩('ω' )۶
訂正。
サイレントヒルへ行きます。
というかこれ、この先マップ外で島から出られないやつじゃ(オタク脳)????
描画範囲外へ消えていくノブさん。
はい美味い。はっさく美味い!!
なおこの季節、青森だと体動かしている間は長袖+ウインドブレーカーで凌げるんですが
しまなみでも案外似たような服装でした。
運動量は軽めだし、休憩多いと体も冷えやすいので差し引きで丁度いい感じ。
生口島へ向かう生口橋。逆走しても因橋にはならない。
青森ベイブリッジとかと同じ斜張橋ですね。
支間長が全国4位。でも全長は滅茶苦茶長いってわけではない。
胴長のダックスフントに似たアンバランスな荷重を解消するために
真ん中が鋼製、両端が重いコンクリート製。
橋に来れば、いつでもドローンになれる。
ドルチェのジェラート!確か博多の塩+はっさく。
公式HP、店舗案内が「ドルチェショップたち」メニューが「ジェラートたち」
ってなってるのがなんだか可愛い。
初めて見る角材サイクルラック!
ここに停めて離れた場所でジェラート食べてたら、車旅のおじさん達が
「ほっほぉ〜やっぱこういう自転車はタイヤ硬ぇなあ〜!!」
って後輪を揉み揉みしていきました。
大三島!一番広くて施設も豊富。
バックには斜張橋国内最大の多々羅大橋。
マクロスより全長でっかいんですがそれは('ω' )
大山祗神社でお守り買った。
ここへ来るのに結構な寄り道をしたので
この先はペースアップで宿に向かうことに。
この記事書いてる時点ではもうKarmorのヘルメットに買い替えちゃってるんですが
貼り替えるべきかもっかい買いにいくべきか。
ご利益的にはどうなんでしょ??(案外気にする)
あっすげぇデカい島見えてきた!
と思ったら四国だった。
来島海峡大橋、全長4,105m。
ゼントラーディの中型戦艦クラス。いい加減サイズ感狂ってきちゃいますね。
今治に着いても宿はまだ先。
折角の機会だったので今回は宿坊で泊めて頂くことにしたのです。
到着時刻についてはお寺に伝えておいたけど、ペース上げたおかげで間に合いそう。
こういうとき前半で温存しておいた体力が活きてくる。
こういうコース配分じゃなければ。
途中でスマホ充電で立ち止まると坂を斜行しても漕ぎ出せない斜度で笑う( ´∀`)'`,、 '`,、
すっかり日も暮れた頃に宿坊に到着。
豆腐やひじきの炒め物、天ぷらなどなど賑やかな精進料理が素晴らしく美味しかったです。
お寺の子供さん?を見かけたり、どことなく民宿っぽくて落ち着く場所でした。
自転車旅といえば「ネカフェとか野宿で節約してその分道中美味いもん食おう!」
ってのがひとつの考え方としてありますが、充実したお宿も大事な要素。
それを再確認できた一日でした。
四国編につづく。
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